真っ赤な顔してギャオースギャオースと泣いていたあの赤子が、気づけばもう5歳である。 平日の朝は起こしてもなかなか目が覚めず、ぼうっとしながらパンをちびちびとかじり、「ずーっと夜がいいなあ…そしたらすきなだけ寝ていられるのに…」とくたびれたサラ…
大好きな祖母が、他界した。突然のことだった。 その連絡を父から受けたとき、とにかく信じられない気持ちで、頭は真っ白になって考えることを拒絶した。事実を受け入れるよりも早く、涙がぼろぼろとこぼれおちた。 祖母はやさしくて、とても温かい人だった…
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