「はてなブログProの契約を更新しました」というお便りが届いて、「ああ、わたしブログやってたんだっけ」というのを思い出した。
娘が5歳になったことを書いた記事から考えると、もう3年が経っている。
だってもう彼女は8歳になってしまったのだ。驚異的スピード、圧倒的成長。
この3年間、実にいろいろなことがあった。
クリスティアーノ・ロナウドと出川哲郎を足して2で割ったような顔の夫と離婚したのがちょうど3年前くらい。
今でも交流は続いているが、会うたびに太っていってしまっているためか、もはやロナウドの要素はゼロに等しくなり、代わりにジャバ・ザ・ハットの要素が出現してきた。
夫としてはアレだったけど、根はいいやつなのでどうか地球人のままでいてほしいと思う。
離婚して1年ほどたったころに癌になった。
子宮頸癌というやつです。
まだ31歳という年齢だったこともあって、晴天も霹靂であったし、神様というものを呪ったりもしたが、さいわい早期発見であったため、手術をして完治させることができた。
そんな感じでバタバタというかジタバタしているうちに、娘が小学校に入学した。
「ちゃんと通学路を覚えられるのか」「先生とかにトイレ行きたいとかちゃんと言えるのか」「わたしと離れている間に事故や事件に巻き込まれたりしないか」といった不安がほぼ大部分を占めていたが、そんなわたしの脳内不安をよそに、娘は通学路を覚えて学校に通い、友達をつくり、授業を受け、道端のツツジの蜜を吸うことまで覚えるという成長っぷりを見せた。
なんてたくましい子。頼もしいぞ!
わたしの仕事は忙しくなるばかりで、寂しい思いをさせているとは思うが、「ママ、きのうよりももっともっとおしごとがんばってね^^」という手紙をくれたりするので、わたしは昨日よりももっともっと仕事を頑張っている。
もう一生することはないだろうと思っていた、恋を体験する機会もあった。
ソウルメイトとかいうやつじゃねーのこれ、というくらい気の合う人だったのでお付き合いすることになったけれど、やはり人間関係というやつは難しいもので、8か月という末広がりな期間でお別れするに至った。
優しくてまっすぐな人だったから、今でも心の中で勇気をくれる存在となっている。
こんなご時世だから、人と会う機会も話す機会もめっきり減ってしまった。
正直最近、気が滅入ってきたというのもある。
きっとそれはみんな同じだろう。それぞれの大変な状況や思いを抱えて、がんばって生きているのだろう。
はてなブログProが自動更新されてしまったことだし、元を取ろうというがめつい心で文字を打ち始めただけだけれど、たまにはこうして徒然なるままに何かを書くだけでも、今の自分にとっては良いことのような気がした。
娘が最近「きめつ!きめつ!」とうるさいのでうっかり観てうっかりハマってしまった鬼滅の刃、、
娘は「ぜんいつ!ぜんいつ!」と盛り上がっているけど、わたしは伊之助がすきだったりする。
「なんですきなの」と聞かれたから、「いつも猪突猛進するから」と答えた。
「ちょとつもうしんってなんなの」と聞かれたから、「ひとつのことに向かってとにかく一直線に進むことだ」と答えた。
「これでいいのか」と思い悩んで足が止まってしまうことは多々ある。
悪いことが重なったときは、自分の選択全てが間違っていたのではと自信をなくしたりする。
どっちに進めばいいのって泣きたくなりながらも、とにかく進むことに意味があるときもある。
前に広告で見て心に残っていた言葉を思い出した。
「どっちに走っても未来だから」
全くその通りだ、と思いながら、猪突猛進とはいかないまでも、ちょっとずつ猛進くらいはしていこうと考えたところで、隣に寝ている娘の足が顔面にヒットしたため、少し涙目になりながら今日のところはお開きにするとしよう。