はなこのブログ。

酒をよく飲みすぎてしまう人です。7歳の娘がいます。

ちょっとずつ猛進

「はてなブログProの契約を更新しました」というお便りが届いて、「ああ、わたしブログやってたんだっけ」というのを思い出した。

 

娘が5歳になったことを書いた記事から考えると、もう3年が経っている。

だってもう彼女は8歳になってしまったのだ。驚異的スピード、圧倒的成長。

 

この3年間、実にいろいろなことがあった。

クリスティアーノ・ロナウドと出川哲郎を足して2で割ったような顔の夫と離婚したのがちょうど3年前くらい。

今でも交流は続いているが、会うたびに太っていってしまっているためか、もはやロナウドの要素はゼロに等しくなり、代わりにジャバ・ザ・ハットの要素が出現してきた。

夫としてはアレだったけど、根はいいやつなのでどうか地球人のままでいてほしいと思う。

 

離婚して1年ほどたったころに癌になった。

子宮頸癌というやつです。

まだ31歳という年齢だったこともあって、晴天も霹靂であったし、神様というものを呪ったりもしたが、さいわい早期発見であったため、手術をして完治させることができた。

 

そんな感じでバタバタというかジタバタしているうちに、娘が小学校に入学した。

「ちゃんと通学路を覚えられるのか」「先生とかにトイレ行きたいとかちゃんと言えるのか」「わたしと離れている間に事故や事件に巻き込まれたりしないか」といった不安がほぼ大部分を占めていたが、そんなわたしの脳内不安をよそに、娘は通学路を覚えて学校に通い、友達をつくり、授業を受け、道端のツツジの蜜を吸うことまで覚えるという成長っぷりを見せた。

なんてたくましい子。頼もしいぞ!

 

わたしの仕事は忙しくなるばかりで、寂しい思いをさせているとは思うが、「ママ、きのうよりももっともっとおしごとがんばってね^^」という手紙をくれたりするので、わたしは昨日よりももっともっと仕事を頑張っている。

 

もう一生することはないだろうと思っていた、恋を体験する機会もあった。

ソウルメイトとかいうやつじゃねーのこれ、というくらい気の合う人だったのでお付き合いすることになったけれど、やはり人間関係というやつは難しいもので、8か月という末広がりな期間でお別れするに至った。

優しくてまっすぐな人だったから、今でも心の中で勇気をくれる存在となっている。

 

こんなご時世だから、人と会う機会も話す機会もめっきり減ってしまった。

正直最近、気が滅入ってきたというのもある。

きっとそれはみんな同じだろう。それぞれの大変な状況や思いを抱えて、がんばって生きているのだろう。

 

はてなブログProが自動更新されてしまったことだし、元を取ろうというがめつい心で文字を打ち始めただけだけれど、たまにはこうして徒然なるままに何かを書くだけでも、今の自分にとっては良いことのような気がした。

 

娘が最近「きめつ!きめつ!」とうるさいのでうっかり観てうっかりハマってしまった鬼滅の刃、、

娘は「ぜんいつ!ぜんいつ!」と盛り上がっているけど、わたしは伊之助がすきだったりする。

「なんですきなの」と聞かれたから、「いつも猪突猛進するから」と答えた。

「ちょとつもうしんってなんなの」と聞かれたから、「ひとつのことに向かってとにかく一直線に進むことだ」と答えた。

 

「これでいいのか」と思い悩んで足が止まってしまうことは多々ある。

悪いことが重なったときは、自分の選択全てが間違っていたのではと自信をなくしたりする。

どっちに進めばいいのって泣きたくなりながらも、とにかく進むことに意味があるときもある。

 

前に広告で見て心に残っていた言葉を思い出した。

「どっちに走っても未来だから」

 

全くその通りだ、と思いながら、猪突猛進とはいかないまでも、ちょっとずつ猛進くらいはしていこうと考えたところで、隣に寝ている娘の足が顔面にヒットしたため、少し涙目になりながら今日のところはお開きにするとしよう。

 

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5歳である。

 

真っ赤な顔してギャオースギャオースと泣いていたあの赤子が、気づけばもう5歳である。

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平日の朝は起こしてもなかなか目が覚めず、ぼうっとしながらパンをちびちびとかじり、「ずーっと夜がいいなあ…そしたらすきなだけ寝ていられるのに…」くたびれたサラリーマンのような5歳である。

 

タンスから洋服を何着も取り出し、床にコーディネートしたものを広げては「う〜ん?」と唸り真剣に吟味する5歳である。


「これにきめた!」と着てみるものの、「やっぱりちがう」と脱ぎだす5歳である。

 

「早くして!!」
母の要求に「はぁぁい…(ㆀ˘・з・˘)」と不満げな5歳である。

 

急いでいるときに限ってなぜか犬になってしまう5歳である。

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保育園に送り届けると、別れ際には「ママ、おしごとがんばってね♡」と抱きついて送り出してくれる5歳である。

 

仕事が終わって迎えに行くと、「ママぁ〜!!」と駆け寄り母の胸に飛び込んでくる5歳である。

 

園では「折り紙博士」の称号を持つ5歳である。


カブトやボート、パクパクを先生やお友達に配りまくり、100枚入りの折り紙をあっという間に使い切ってしまう5歳である。

 

クラスに好きな男の子ができた5歳である。


しかも両思いの5歳である。

kyo-musumega.hateblo.jp

 

ひらがなを何となく書けるようになってきた5歳である。


「まま かわいいね だいすき」と書いた手紙をくれる5歳である。

 

「娘ちゃん、ママのおてつだいだいすきなんだぁ〜♡」と天使のような5歳である。


「じゃあ洗濯物のタオルたたんでくれない?」と頼むと、
「え〜めんどくさ〜い(ㆀ˘・з・˘)」と断る5歳である。

 

将来は「おまわりさん」になって人を助けたい5歳である。

 

「お誕生日はキックボードがいい」と決めた5歳である。


買いに行くと、隣のコーナーにあった自転車を見つけて、「これにする(^ω^)」と心変わりする5歳である。

 

休日は自転車を乗り回すのに夢中な5歳である。


交通ルールの話をすると、
「じぶんのいのちは、じぶんでまもる、だよね!」と心強い5歳である。

 

お菓子にはうるさい5歳である。

 

これが大好きな5歳である。

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よく赤ちゃんを産む5歳である。

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バナナが大好きな5歳である。

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会話の9割下ネタの5歳である。

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「娘ちゃん、おおきくなったでしょ(^ω^)」
身長が107cmになった5歳である。

 

「ほんと、大きくなったよ。」

しみじみする母である。

 

「ママ、だいすき!」

わたしもきみが、

大好きである。

大切な人の話

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大好きな祖母が、他界した。
突然のことだった。

 

その連絡を父から受けたとき、とにかく信じられない気持ちで、頭は真っ白になって考えることを拒絶した。
事実を受け入れるよりも早く、涙がぼろぼろとこぼれおちた。

 

祖母はやさしくて、とても温かい人だった。

いつもにこにこしていた。

上品でお洒落で、かっこいい人だった。

編み物が好きで、洋服や小物をたくさん作っていた。
わたしが愛用している白いマフラーも、汚れがよく落ちる毛糸の食器洗いスポンジも、祖母が編んでプレゼントしてくれたものである。


祖母といると、わたしはいつもやさしい気持ちになれた。

それは彼女が、わたしにとってたった一人の、「自分の存在を無条件で受け入れてくれる人」だったからだ。

わたしは幼い頃から自分のことを肯定的に捉えるのが苦手で、常に他人の視線に怯えていたから、誰と一緒にいても心からリラックスすることができなかった。

けれども祖母の前では、わたしはいつも、「ただそこにいるだけで愛される存在」でいることができた。
彼女と一緒にいることでわたしは、自分がこの世に存在してもいいのだ、ということを強く感じることができたのだ。

人から嫌なことを言われてふくれていると、「いいの、いいのよ。」と言って優しく微笑みかけてくれた。

それは、「あなたはあなたのままでいい」というメッセージだった。

そしてそれは、わたしがいちばん欲しい言葉でもあった。


祖母はわたしの娘のことも惜しみなく愛してくれた。

たくさん遊んでもらったし、可愛い服もプレゼントしてくれたし、3人で川の字になって眠ることもあった。

わたしと娘がケンカをすると、祖母はやっぱり「いいの、いいのよ」と言って、笑ってあいだに入ってくれた。

 

葬儀のとき、わたしは心の中で何度も「ありがとう、さようなら」とお別れの言葉を言った。
けれどやっぱりそのどこかで、「うそだよね?」という気持ちを拭いきれなかった。

骨と灰だけになって小さな小さな壺の中に収まった祖母を見たときも、ついこの間まで元気にしゃべったり食べたり歩いたりしていた人が、なんでこうなってしまうのか、理解できずにただただ途方にくれた。

 

これから先、わたしの人生に何度夏が訪れようとも、わたしはもう、祖母の手に触れることはできないのだ。

一緒にテレビを見ることもなく、一緒に買い物をすることもなく、わたしと娘と祖母とで川の字になって眠ることも、もう、ないのだ。

祖母はいつも、わたしが会いに行った帰りには、「また来てね」と必ず言ったし、祖母がこちらに来たときは、「また来るからね」と必ず言って帰っていった。
生前最後に会った日も、祖母は確かに、「また来るからね」と言っていたのに。

 

祖母は、とても穏やかに、眠るように息を引き取ったそうだ。

きれいに化粧を施した顔は確かにとても穏やかで、「もしも」なんて言う余地もないほど静かだった。

 

わたしがそのことを受け入れるのには、まだまだ時間がかかりそうだ。

情けなく鼻水をたらしてぐじぐじと泣いたり、立ち直って笑ったり、またぐじぐじと泣いたり、何度もそれを繰り返していくのだろう。

 

 

だけどそんな風にして悩み苦しむとき、わたしの頭の中にはきっと、大好きな祖母の声が響くに違いない。

 

「いいの、いいのよ。」と言って、わたしを慰めてくれるに違いない。

 

鶏肉めっちゃおいしい

鶏肉ってめっちゃおいしいよね。

とかいいつつも、わたしがそのおいしさに気づいたのは結婚してからなんだけども。

うちの実家では鶏料理はめったに食卓に並ばなかった。
母は小さい頃ニワトリに追い回されて以来、鳥恐怖症なのだそう。だから食べれないし肉にも触れない。ペットショップの可愛い小鳥すら怖がってる。
からあげだけはたまに手作りのものが出てきていたけど(お母さんよく頑張ったよね)。
ケンタッキーだって大人になってから初めて行った。

そんなわたしが結婚して家を出て、自分の家庭で料理を担当することになった。
実家でも料理は普通にしていたから、特に不安や戸惑いはない。

けれど夫から、鶏肉が好きだと言われたときには少し困った。
いや、わたしは鶏肉あんま好きじゃないんですけど…まあそんなに好きならちょっとは頑張ってみますけどねえ…。みたいな。
けっ、鶏肉かあ。とか思いながらそのときは軽くスルーした。
わたしの中では完全に、「牛豚肉→ちょうえらい」、「鶏肉→えらくない」っていう決めつけがあったからね。

だけど、買い物に行って気づいたんだ。
鶏肉の圧倒的な安さに。
え、なに?ひゃくぐらむごじゅーえん?ちょ、え?ちょ…汗汗、みたいな。
むね肉とか手羽元とかは特に安いよね。驚いた。

わたしはすぐ鶏肉に飛びついた。
部位とかもよく分かんないけど、とりあえず肉だしね?とにかく買えばどうにかなるよね?って思いつつ。

帰ってからクックパッドでおいしそうなレシピを探して、その通りに作ってみる。
自分で初めて作った鶏料理は、鶏胸肉の甘酢煮*1だった。

これがめちゃくちゃ美味しくて、ほっぺたがふたつも落ちた。
夫にも「おいしい」と好評で(まずいとか言わない人だけど)、わたしはもう「やばいぞ!!!鶏肉のポテンシャルはやばいぞ!!!」ってすごいわくわくしてテンションぶちあがってた。
食材に対してわくわくするとか初めての経験。
自分の中で鶏肉株がぎゅーんと上がってった。

その後も、むね肉、もも肉、手羽先、手羽元、ササミ、挽き肉、いろんな種類を買ってきては、いろんな鶏料理をつくってみた。
レシピはクックパッドでランキング上位のやつを参考にすれば、まず間違いない。

中でも手羽元のサムゲタン風レシピ*2をスープごはんにアレンジしたものは、わたしの中では鶏肉の良さを最大限に引き出す作品になったと思う。

そう、鶏肉はもはや芸術。

もちろん、牛肉と豚肉も大好き。
牛カルビという言葉にはめっぽう弱いし、鍋物は豚肉が至高だと思う。
だけど「家庭料理」という戦いの中では、もう鶏肉が圧勝してる。鶏三昧!

結婚して人と暮らしてゆくことのむずかしさに、もういっそのこと終わりにしたいとか思うこともあるんだけれど、それを思いとどまれるのも、なんだか鶏肉のおかげのような気がしている。
「夫がすげーむかつくときもあるけど、こうして結婚したからこそ鶏肉のおいしさに気づけた」と思うと、結果「よかった」となる。
鶏肉はかすがいなのだ。
いや、もしかしたらわたしは、鶏肉と結婚したのかもしれない。

鶏肉は、神様がわたしにくれたビッグサプライズなのだ。
これからも、そんな鶏肉をわたしは愛し続けるし、スーパーで見かけたら、買う。

【4歳誕生日】娘がプリキュアになった日。

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わが家の可愛いトップ・オブ・エンジェルこと娘氏が、今月とうとう4歳になったのである。

4歳というと「子ども」というイメージを皆様お持ちであろうが、わが娘に関して言えばそれは当てはまらない。

なぜなら、彼女はもうすでに「レディ」だからなのである。

保育園の先生から、「今日、娘ちゃんに『好きな子だれ?』って聞いたら、すごく恥ずかしそうに『◯◯くん♡』って教えてくれました!」と報告されたときには、「もうそんな歳頃なのか…」と少し感傷的な気持ちになったが、「娘ちゃん、好きな男の子いるんだ?」と直接本人に確認してみたところ、「うん、△△くん!」と全然別の男の名前を出してきやがり、彼女の小悪魔加減に思わず身震いしたほどである。

最近では、出かけるとき娘は必ず『おしゃれセット』なるものを持ち歩いており、道端で突然、「プルルルル…あっ娘ちゃんのしゅまほにめーるきてる!」と言っては立ち止まり、おもちゃのスマホをおしゃれセットから取り出してはピポパポ操作するなどしている。

わたしが「あー今日は暑いなー」と太陽を見上げれば、「娘ちゃんうちわもってきたから!」と、おもちゃの扇子を取り出してパタパタと仰いでくれたこともあった。
その用意の良さはもはやレディを飛び越えておばちゃん級であるなと密かに思ったものだ。

そんな娘が今年の誕生日プレゼントとして欲しがったのは、
『おしゃべり変身モフルン』
という代物である。

魔法つかいプリキュア! おしゃべり変身モフルン

魔法つかいプリキュア! おしゃべり変身モフルン

 

 

モフルンとは、現在、日曜の朝にABC・テレビ朝日系列で放送されている「魔法使いプリキュア!」に登場する、「〜モフ!」と可愛らしくしゃべるクマのぬいぐるみである。
このモフルンと手をつなぐことで主人公らが「プリキュア」に変身できるという設定のため、『おしゃべり変身モフルン』という商品名なのだ。

プリキュアが大好きな娘は、テレビを見るたびに何度も流れる『おしゃべり変身モフルン』のCMにすっかり 洗脳 魅了され、誕生日のずっと前から、「おしゃべりモフルンほしい!」とわたしにねだっていたのだった。

「じゃあ誕生日プレゼントはモフルンね。」と、プレゼントがすんなりと決まったのは良かったが、わたしにはひとつ心配なことがあった。

「モフルンと手をつないでプリキュアに変身!」というフレーズと、プリキュアの衣装に早変わりするキッズモデルたちで構成されるこのCMであるが、はたして娘は、 “実際には変身できない” という大人の事情をきちんと理解しているだろうか?ということだ。

モフルンを買ったはいいが、「へんしんできない!」とガッカリさせてしまっては可哀想である。
薄汚れた大人の事情で、子どものピュアな心を傷つけてはならぬのだ。

しかしその点については全く問題なかった。

わたしの実家に訪れた際、娘はじじばば(わたしの両親)に対して、「ぷりきあのおよーふくがほしい」と、しっかりと注文していたのである。
若干4歳にしてこの抜け目なさ、わが娘ながら末恐ろしい。

こうして、娘はプリキュアに変身するためのグッズを全て揃えることが可能になったのだった。

「お誕生日おめでとう〜!」

3人家族では絶対に食べきれないだろうと思われる(実際に食べきれなかった)大きなフルーツケーキ(どうしてもこれがいいとねだられた)に、4本のロウソクが立っている。

「フゥ〜!」と勢いよく火を吹き消す娘を見て、「前まではうまく吹き消せなかったのにね…」と少しヨヨヨとなるわたしと夫である。

ケーキをたらふく食べたあとは、いざ、『おしゃべり変身モフルン』を買いに行くべく、わたしたち家族はお店へと足を運んだ。

おもちゃコーナーへ足を踏み入れた途端、モフルンの元へ一直線に向かっていく娘に、「他のものは見なくて大丈夫?モフルンで決まりでいいね?」と念を押すと、食い気味で「いい!」と言われたのでそのまま購入。
その後は娘が行きたがっていたキッズランド(商業施設内のちょっとしたテーマパーク的なところ)に移動した。

たくさんのおもちゃやアトラクションがあるにもかかわらず、娘の関心はモフルンただひとつである。

「はやくあけたい!」

娘のキラキラした視線を浴びてガシャガシャとモフルンを箱から取り出した夫が見つけたのは、『電池は別売り』という新事実であった。
夫、百均へ走る。

別売り(大事なことだから二回言う)の電池を購入してモフルンにセットすると、「モッフ〜!」という愛らしい声が聞こえてきた。

「しゃべった!」
「喋ったよ!」
「喋ったね!」

感動もひとしおである。

どうやらモフルンの手をにぎると「おはなしするモフ!」「げんきいっぱいモフ!」などとランダムでしゃべる仕組みになっているらしく、たまにちょっとしたゲームなんかも提案してくる仕様になっているあたり、今どきのおもちゃは侮れない。(夫が「すごいすごい」とはしゃいでいた)
そして、モフルンの首のリボンを『リンクルストーン』という宝石に付け替えると変身モードになり、プリキュアの変身メロディーと決め台詞が流れる。
これであとは衣装さえ手に入れれば、娘はプリキュアに変身できるのである。

日が暮れるまでキッズランドで遊んだ(変身の予行練習も何十回とした)あと、家に帰ると宅配便が届いた。
きっと例のアレである。

「なんだろなんだろ〜♪」と、娘とともに箱を開けると、、

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「キュアマジカル  サファイアスタイル」の衣装である。
娘がじじばばに注文した通りの品だ。 

魔法つかいプリキュア! 変身プリチューム キュアマジカルサファイア 95cm-115cm

魔法つかいプリキュア! 変身プリチューム キュアマジカルサファイア 95cm-115cm

 

 

 ちなみに、魔法使いプリキュアは2人の主人公「キュアミラクル」と「キュアマジカル」で構成され、それぞれ「ダイヤスタイル」「ルビースタイル」「サファイアスタイル」「トパーズスタイル」など、さまざまな変身スタイルを有しており、これはこれはさぞかし商売繁盛であろうな…とグッズサイトを眺めながらゲスな笑いをこぼすわたしは薄汚い心を持った大人である。

ともあれ、娘の変身準備は整った。

衣装を手に取るやいなや、光の速さで別室に飛んでった娘は、「じぇっっったいにみないでね!!」とわたしに釘をさし、お着替えタイムにはいった。

数分後、「じゃ〜〜〜〜ん」と登場した娘はまさに、キュアマジカルそのものであった。

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これをキュアマジカルと言わずに何がキュアマジカルであろうか、というほどの堂々たるマジカル具合である。

厳密にいえばこの時点ですでに変身しているわけではあるが、このあとの儀式こそが大事なのである。
おしゃべりが止まらない様子のモフルンにリンクルストーンを装着し、娘ことキュアマジカルと、わたしことキュアミラクル(衣装なし)は二人で手をつないだ。

「ミラクルマジカルジュエリーレ!」

チュルルルルルルと音楽がなり、モフルンのお腹がピカピカと輝く。
わたしたち二人はきらびやかな光に全身を包まれた(という体)。

「二人の奇跡、キュアミラクル!」
「ふたりのまほー、きゅあまじかる!!」

見事に台詞をキメた娘は、晴れてプリキュアに変身することができた。

そしてその後も軽く100回は変身した。(当然わたしも付き合わされた)

何はともあれ、娘はとても嬉しそうにしているし、いい誕生日になったな…と家族みんな大満足の1日であった。

ちなみにこのモフルン、放っておいても勝手にモフモフと喋り出すし、「てきがあらわれた!へんしんするモフ!」とか煽ってきたりもするので(このときすぐに変身モードにしないと「モフ!」と怒られる)、使用しないときは両手を3秒握りスリープモードにしなければならない。

 

 

そしてあれから2週間ほど経った今、

 

 

 

モフルンは、

 

 

 

常時スリープモードになっている。

 

 

というか2週間経たずとも、購入3日目くらいからはもうほぼ寝たきりの状態である。

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わたしが「モフルンとおしゃべりしないの?」と娘をせっついても、「モフルンねてるからいいんだよ」と、あのときの目の輝きはすでに消え失せている。

マジカルの衣装の方は、気に入ってほぼ毎日着ているが、「わたしのなまえはアオイ。まほーちゅかいなの。」と、オリジナルの設定になっていたりする。

これも彼女が「レディ」であるゆえのこと。仕方がないのかもしれない。
女心と秋の空なのである。

身内に年頃の女の子がいる方などは、わたしのようにこの『おしゃべり変身モフルン』をねだられたりするかもしれない。
その望み通り、プレゼントするのもいいだろう。
だがひとつ言わせて欲しい。

 

 

『おしゃべり変身モフルン』は、電池別売りです。

 

 

おしまい。

 

↓↓↓

3歳のお誕生日振り返り。

www.hanako-no-blog.com

 

ツイッターもやってるよ。

お仕事&活動履歴(2016/5/31更新)

現在「赤すぐnet 妊娠・出産・育児 みんなの体験記」で不定期連載中でございます。

お仕事のご依頼はhanakonoblog5521@gmail.comまでご連絡くださいませ。

過去のお仕事&ブログ以外の活動は以下からご覧になれます。

2016年

・Web

storie.jp

akasugu.fcart.jp

wedding.mynavi.jp

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・雑誌

akasugu.fcart.jp

→産後の体験記を掲載していただきました。

2015年

wedding.mynavi.jp

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srdk.rakuten.jp

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・雑誌

→「雨の日の過ごし方特集」にて4コマやイラストを掲載していただきました。

2014年

next.rikunabi.com

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末吉女と大吉男

あけましておめでとうございます。餅食ってるかーい?

新しい年のスタートということでね、「ようし、来年から本気出すぞー!」なんて気合い充分のわたしなんですけれども。
 
みなさん、おみくじ引きましたか?
わたしは毎年元旦に初詣に行くのでそんときにいつも引いてるんですけどね。
 
これがもう毎っ年「末吉」なんですよ。
 
末吉ってさ、ちょー微妙でしょ。
 
一般的にはおみくじってだいたい
大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶>大凶
ってなかんじの内容だと思うんですけど(「吉」って小吉の下だと思ってたけど今調べたらこうだった)、末吉ってこれ見る限り「吉」の皮を被ってるけど実際は「凶」寄りのやつじゃないですか。
 
でもぎり凶ではないから特段ネタにもならないし。ね、こいつ微妙でしょ。
 
で、あまりにも毎年「末吉」を引いてしまう末吉女だもんで、わたしにとって大吉とかって都市伝説に近い存在だったんですけど、これがまあ不思議なことに、「今まで大吉しか引いたことない」なんて奴もいたりしてね。
 
まあうちの夫のことなんですけど。
よく行方不明になることで有名なうちの夫のことなんですけど。
 

 
年越しをすっぽかしといてハーゲンダッツひとつで許しを得ようとするうちの夫のことなんですけど。
 
まあ結婚前の交際時から何度も一緒におみくじ引いてるんですけど、本当にやつは毎回「大吉」なんですよ。
ね、むかつくでしょ、あいつちょーむかつくでしょ。
 
宝くじとか買ってもあいつだけ当たるのね。ね、むかつくでしょ。
 一緒にごはん食べに行ってもわたしの注文だけ忘れられて全然こないからね。
わたしがちょっと道端の自転車に触れただけなのに5メートル先くらいまで将棋倒しになったの見て「こんなの漫画でしか見たことない」つって爆笑してたからね。
 
ほんでまあこの末吉女と大吉男は恋のようなものを経て結婚して5年目?くらいになるんですけど、まあ2ヶ月にいっぺんくらいは離婚したくなりますよね。
年越しをすっぽかすような男ですからね。
 
まあでも鍛えられましたよ。
翌朝帰ってきた夫に「大丈夫?夫くんのとこだけ時空が歪んじゃってたのかな?」っつって軽くスルーできるレベルには到達しましたから。
 
そんでね、まあ何が言いたいかというと、そんなわたしの絶え間ない努力をね、神は見てたんですよ。
 
今年はね、
 
生まれて初めての「中吉」だったんですよ!
 
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\ドンドンドンドンパフパフ/
 
もうね、これで「万年末吉女」なんて誰にも言わせないですから。(そもそも誰にも言われてない)
「そういう星の下に生まれたのよわたしは…」とオヨヨしていた過去の自分を存分に抱きしめてあげたいんだぜ。
 
そんなこんなで感極まって「中吉!中吉!中吉!中吉!」つって叫んでたわたしなんですけどね、隣で夫が淡々と呟いたんですよ。
 
「あ、また大吉だ」って。
 
ね、むかつくでしょ。
 
そんでまあ悔しさがこみ上げてきてキーキー言ってたんですけど。
さてはおまえ神社と癒着してるな!つって。
 
だけれどそこで夫が、「でもそういえばこの前会社の人たちとお参りしたときに引いたおみくじは大凶だったんだよね」とか言い出して、
 
「はなこと一緒にいると大吉ってことなんだな」って、
 
 
まあ
 
 
そういうことなら
 
 
これからも一緒にいてあげてもいいけどね
 

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と、そんなかんじの2016年幕開けでございやした。
みなさま、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

娘3歳の尻さわさわがどんどん悪質化してる

いつの頃からだろうか、わが娘(3歳)は母であるわたしの尻をさわさわするのが大好きになっていた。

人の尻を触るという行為は、大人ならば犯罪にもなり得るものであるが、わが娘は「3歳」というその若さを武器にして、嫌がるわたしの尻を毎日さわさわしまくっているのだ。これは立派な権力乱用である。
しかもその手口は日に日に悪質化しており、わたしとしてはこれ以上このような横暴を許すわけにはいかないと考えている。

本日はこの、わが娘による「尻さわさわ」がどれほど迷惑なものであるか、みなさんにも同情してもらいたいと思うので、ここまでの流れで「ちょっとこの人何言ってるか分からない…」という方は回れ右をするのがよろしいかと思う。

娘3歳の尻さわさわがどんどん悪質化してる

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悪質レベル★☆☆/座り姿勢への尻さわさわ

座り姿勢では尻など触れないのでは?という考えは甘い。

出産してからというもの、めざましい贅肉成長をみせるわたしであるが、当然のことながら手持ちのジーンズがどんどんきつくなっている。
その結果どうなるかというと、ジーンズがローライズ化していくのである。

ジーンズがローライズ化するーーーつまり尻がはみ出すのである。座っているときなんかは特にね。

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「我輩は尻である。好きではみ出しているのではない。」

娘はわたしのこんな弱点を見逃さない。
すかさず尻さわさわである。

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これではおちおちテレビも見ることができないではないか!
人の弱点をついた悪質なさわさわなのである。

悪質レベル★★☆/入浴時の尻さわさわ

人がもっとも無防備になる瞬間のひとつに、「入浴するとき」が挙げられるのではないだろうか。装備を全て外された状態なのである。
わが娘はそんな瞬間だって見逃さないのだ。

「娘ちゃん、お風呂はいるよ」

と言うと、

わたしが服を脱ぎ去るのを、

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背後で静かに待っている。

ひとたびズボンを脱ぎされば、すかさず尻さわさわである。

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「やめろぉぉ!」と嫌がり逃げ惑うわたしを、「ぐふっ…ぐぇっぐへぇぐへへへへふへっふ…!」と変な笑いをしながら追いかけてくるので、さすがのわたしもそろそろ通報するレベルなのである。

悪質レベル★★★/動けない状況での尻さわさわ

わたしは何年も前から腰痛を患っている。普段はちょっとした違和感程度なのであるが、長時間の立ち仕事をしたあとなどは、歩くのも辛くなるほど腰が痛くなってしまうのだ。
娘はそんなわたしの持病さえも、尻さわさわのために利用してしまう。

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いる…!

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まとめ

お仕置きが必要なのでちょっと娘の尻さわさわしてくる。

迷惑レベル★★★★★/番外編

おしまい。

 

子連れ金沢1泊旅行にいってきました。〜おさかな食べまくる編〜

家族で金沢に行ってきました。(わたし&娘3歳&ベトクサ星人こと夫)

えー金沢といいますと、一に魚介、二に魚介、三四が酒で五に魚介、というように(いわない)、胃のポテンシャルが高いわたしにとって憧れの地ということもあり、それはそれはちょーちょー楽しい旅となりました。

みなさんにもそのことを 自慢 お伝えしたいんですけどもいかんせん少しめんどくせえので、かなりてきとーに、断片的に、酒呑みながらまとめてみることにしますので、どうぞおヒマな方だけお付き合いクサイ。

子連れ金沢1泊旅行にいってきました。〜おさかな食べまくる編〜

北陸新幹線で金沢へゴー!

新幹線に乗って東京から金沢への旅を楽しみました。
わ〜これがうわさの新しい新幹線か〜!なんて言いながら乗り込みたかったのですが、出発前夜から夫が行方不明になるという事件が発生し、結果的に新幹線に乗り遅れるというトラブルにつながりました。

わたしとしてはもう「ドン引きやで!」という次第だったのですが、楽しい旅の時間をムダにするわけにはいかないので、ニコニコはなこちゃんに変身してそのまま旅を楽しむことにしたわけでございまして、以前から問題になっていた夫の行方不明騒動に嫌気がさしていたのは事実であり、それが今日の別居という事態に発展したわけでございますが、それは今回の本筋とは関係がないので割愛します。

ともあれ、予定より少し遅れて金沢につきました。

金沢の寿司を食らう。

到着がちょうど昼時ということで、まずは寿司を食らいました。

かけつけ一杯 with のどぐろ。

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パパのズボンにおしっこをつけた(オムツから少し漏れた)あと平然とエビを食うおちゃめな娘。いいぞ、もっとやれ。

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寿司あり一品料理ありと酒がぐびぐび進むラインナップでお味も大変よろしゅうございました。お座敷や個室はないですが子連れでも気軽に入れる雰囲気のおみせです。金沢駅駅ビルの商業施設内にあります。

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近江町市場を探索。

さあもっと食いましょう。近江町市場へレッツラゴーです。

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金沢駅から徒歩15分程度のところにある観光客にも人気のスポット。新鮮な魚介やら何やらが揃い、食べ歩きもできるということで鼻息荒く乗り込みましたが、本当に食べ歩き天国でした。

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るるぶにも載っていたコロッケを見つけてさっそくかぶりつく。さいこーかよ。

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暑さにはかき氷で対抗。

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大好物のスイカに目をかがやかせる娘氏。

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 焼きふぐとルービーで乾杯。

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お腹いっぱい夢いっぱいの散策でございました。

茶屋街を散策。

お腹いっぱいに食べたあとには茶屋で一服でもしたいよね、ということでお次はひがし茶屋街をめざします。

近江町市場から歩いて15分程度ということで、ほろ酔いのままうろうろしていると、なんだかとてものどかな風景が広がってきました。

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わが家のアイドル娘ちゃんのポージングも最高なのでこの写真を子どもモデルのやつに応募しようと思います。うそですけど。

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川を渡りさらに歩き続けると、茶屋街っぽいかんじの風景になってきました。

とちゅう、休憩館のおじさんに葉っぱで作ったバッタをもらいました。

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ほろ酔い加減と街ののどかさに気持よく歩き続けると、突如として大量の観光客とエンカウントしました。どうやらこのあたりがいわゆる観光スポットの「ひがし茶屋街」のようです。

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あーそうこれこれ!るるぶで見たやつ!とテンション上がって写真をぱしゃぱしゃ。
ちょ、観光客じゃまwwwどいてwww(おまえも観光客)

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和風のカフェやみやげ物屋さんがたくさんあるのではなこ家の女子勢はかなりテンションUP。

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メインストリートを歩くと、茶屋の中を見学できるやつを発見。お!と思って近づいてみたものの、満杯ということで写真だけ撮ってそのままスルー。(基本的に情緒より食い気)

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ここまで歩き通しだったのでとにかく休みたいよねということで、カフェを探します。座敷あり希望!熱望!

メインストリートには何軒もおみせがあるのですが、どこも観光客で満杯です。というわけでメインストリートを抜けます。するとぜーんぜん人がいない。穴場っぽい。

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この辺でさがそうかーとふらふらしていると、よさげなおみせを発見したので中に入ります。

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やべえ。シャレオツ。しかも熱望した座敷あり。たまたまノーゲストだったので子連れでもゆるりとくつろげました。

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隠れ家みたいな2階席もあったし子どもが居なければぜひ夜にも来てみたいところです。昼のメニューはドリンクとケーキセットがありましたがお腹がいっぱいすぎてケーキセットを食べれなかったことが無念でなりません。

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海鮮居酒屋で呑む! 

さて、すてきなカッフェで足と胃を休めたあとは、本日のメインイベント、海鮮居酒屋の川端鮮魚店へと向かいます!食うぞ!呑むぞ!

こちらのおみせ、人気店ということなので前もって予約をしていたんですが、ど平日にもかかわらずわたしたちが入店したあとすぐ満席になったので予約して正解でした。

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 なんとこのおみせ、居酒屋なのにお子様大歓迎の模様。うれしいね。

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席につくやいなや、子ども用の椅子、おもちゃ、風船、DVDプレーヤーまで出てきて娘氏のテンションもあがるあがる。まさにお子“様”状態でありました。

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ふはははは…娘はまんまと店のペースに乗せられている…これで大人はゆっくりと食事することができる!宴じゃー!

というわけでさっそくのお刺身〜

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そしてのどぐろの塩焼き〜

ちょっともうこれがまじでやばいくらい美味い。ふだんは肉派のわたしを今日だけは魚介派に変えてしまうくらいに美味い。

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そしてカニ雑炊も〜

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昼間っから食べっぱなしだったのであまり量は食べれなかったのですが、子どものことを気にすることなく食事ができ、「こんなにゆっくり呑めたのはほんとうに久しぶりだね」というのが夫とわたしの二人一致した感想でございました。おさかなもほんとうに美味しかったし。

ちなみにこのおみせはせっかちな人はお断りだそうで、注文を急かしたりするとかるく怒られます。

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ホテルでおやすみなさい。

金沢の1日目を大満足の食事で締めくくることができたわれわれは、ホテルへと向かいます。

予約した時点であまり宿が空いてなくて、駅から少々遠いところになってしまったのですが、どうやらこのホテルはつい最近出来たようでとてもきれい。


金沢 際の庭ホテル

ほんとは和室がよかったけどお値段が倍くらい違かったしそもそも空室がなかった。

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到着するやいなや娘といっしょに大浴場へゴー。娘も物心ついてから初のホテル泊(去年の旅行のときは何だかよく分かってなかった)とあり、かなりのハイテンション。頼んでもいないのにいかしたポーズを決めてくれました。

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後日、金沢の何がいちばん楽しかった?と聞いたら、「おおきいおふろ!」と答えていたのでよほどホテル泊が楽しかった模様。よかったね。

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めいっぱいはしゃいだ娘はベッドに入ってすぐにご就寝。おやすみなさい。

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わたしはといえば夫と娘が眠ったあと、部屋をこっそり出てもう一度大浴場にゆっくりと入り、マッサージチェアーも存分に堪能いたしました。ぬかりないぬかりない。

 

というわけで金沢の1日目が終了でございます。

適当にといいながらけっこうがっつり紹介してしまったので2日目の模様は次回「兼六園とかに行く編」みたいな感じで今日のように気分がのれば記事にしますので、次回もまた見てくださいね〜

じゃんけんぽん!

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うふふふふふふ。 

 

ツイッターもやってるよ。

魔法が使えないエルサ(3歳)にありがちなこと

いよいよ夏本番を迎え熱気に包まれたこの日本列島で、今さらながら「アナと雪の女王」通称「アナ雪」にハマっている親子の話である。

これは余談だが、スマホで「あなとゆきのじょ」と打つと「アナと雪之丞」と出てくるのでもしかしたら続編のタイトルなのかもしれないとドキドキしている。
雪之丞なんてきっとイケメン王子に違いない。

さて、わが家の3歳の娘も当然ながらこの映画に魅了され、「わたしはエルサ。ママはアナね。」とアナ雪ごっこを楽しんでいる。
わたし自身は、愛に目覚める前のエルサを100倍根暗にしたような性格であり、なんならその場をパッと凍らせるような魔法をナチュラルに発動することも可能なため、どちらかというとアナの天真爛漫な性格に憧れており、配役としては大変満足である。

しかしながらこのエルサ(3歳)は残念ながら魔法が使えないため、なかなか映画のようにはならず何やらおかしなことになっている。
本日はその様子をみなさんにもお伝えしたいと思うので、この夏はスイカバーを食べるくらいしかやることがなくてとてもヒマだ、という方のみぜひご覧いただきたい。

魔法が使えないエルサ(3歳)にありがちなこと

ありがちなことその1/汗の量がすごい

エルサといえば、映画のタイトルにもあるように「雪の女王」なのである。
魔法の力を使い一瞬にして氷の城を作ってしまったり、夏だったはずの王国を冬に変えてしまうシーンは実に印象的だ。

しかしながらわが家のエルサ3歳はもちろん魔法が使えないので、氷の城も作れないし、ましてや夏に逆らうことなどできないのである。

その結果、こうなってしまう。

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常に汗だく。

少し外に出ただけで髪がぺったりと頭皮に張り付くほどの大量の汗をかくのだ。
なんならクーラーの効いた部屋ですら汗をかいている。

シャワーを浴びてもすぐ汗をかいて頭がくさくなってしまうのでどうしたものかなんて思っているのだが(なかなかどうしてクセになる匂いではあるのだが)、とにかくもう水分補給が大事ということで、こまめに水や茶を飲ませている。もちろん、エルサ柄の水筒で。

ありがちなことその2/周りからの援助がすごい

エルサといえばブルーのドレスでおなじみであるが、魔法の力でドレスをまとう本家のエルサに対し、3歳の方のエルサはとにかく「愛嬌」で勝負するのである。

どういうことかというと、親のわたしが言うのもなんだが、わが家のエルサはちょっともうやばいくらい可愛いくてエンジェルの中のエンジェル、そうまさにトップ・オブ・エンジェルという具合なので、その可愛さゆえ周りの人間はもう彼女にドレスやその他グッズを与えずにはいられないのだ。
彼女は魔法など使えなくても周りからの援助によって自然とエルサグッズを集めることができるのである。ある意味魔法。

特に彼女の祖父母にあたるじじばばからの援助は計り知れない。
それらのグッズを使って彼女はエルサに変身し、ごっこ遊びを満喫するのだ。

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「いやもうこれ与えすぎだろ…」
生活を共にするわたしは少し引き気味である。(人形やらが邪魔でしょうがない)

しかしそんなわたしもまた、彼女を喜ばせようとネットで探しまくって見つけたエルサの傘を買いあたえてしまうどうしようもないほどの下僕なのである。

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ありがちなことその3/無茶ぶりがひどい

魔法が使えないわが家のエルサであるが、彼女は魔法への憧れも相当に強い。

エルサの衣装でたびたび「ママ、アナになぁ〜れぇ〜!」と魔法をかけてくるのだ。

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「それはシンデレラのやつな」と心の中で突っ込みを入れつつも、わたしは優しいので彼女の魔法にかかってしまったふりをする。

「アナでぇーす☆」とピースサインをするわたしのものまね力のなさはさておき、娘はとても大喜びして何度も何度もわたしに魔法をかけようとする。

「ママ、おうじさまになぁ〜れぇ〜!」と言われれば、「だからそれシンデレラのやつな」と思いつつも「王子です(キリッ)」などとやってみせるのだが、そうしているうちに彼女の魔法はエスカレートし、ほとんど無茶ぶりの状態になる。

「ママ、じゃがいもになぁ〜れぇ〜!」
「ママ、ボールになぁ〜れぇ〜!」

するとわたしは「じゃがいもです(キリッ)」と言うわけにもいかないので、体をまるめて「コロコロ〜!」と転がってみせるのだが、彼女が指示するものがだいたい「丸くて転がるもの」のため、結果わたしはずっと転がっている。ええい無茶ぶりやめい。

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ありがちなことその4/ありのままの姿で

アナと雪の女王において、「ありのままの姿見せるのよ」というフレーズはあまりにも有名であるが、もちろんわが家のエルサもこのフレーズが大好きで、「ありの〜ままのぉ〜しゅがたみしぇ〜るのぉよ〜ぉぉ〜♪」とご機嫌でその美声を披露しまくっている。

そして目一杯のエルサごっこを楽しんだ娘はとても満足した様子でお昼寝を開始する。

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ありのままの姿見せすぎなのよ。

まとめ

エルサは魔法が使えなくても充分すごかった。

 

おしまい。

 

ツイッターもやってるよ。