あけましておめでとうございます。餅食ってるかーい?
新しい年のスタートということでね、「ようし、来年から本気出すぞー!」なんて気合い充分のわたしなんですけれども。
みなさん、おみくじ引きましたか?
わたしは毎年元旦に初詣に行くのでそんときにいつも引いてるんですけどね。
これがもう毎っ年「末吉」なんですよ。
末吉ってさ、ちょー微妙でしょ。
一般的にはおみくじってだいたい
大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶>大凶
ってなかんじの内容だと思うんですけど(「吉」って小吉の下だと思ってたけど今調べたらこうだった)、末吉ってこれ見る限り「吉」の皮を被ってるけど実際は「凶」寄りのやつじゃないですか。
でもぎり凶ではないから特段ネタにもならないし。ね、こいつ微妙でしょ。
で、あまりにも毎年「末吉」を引いてしまう末吉女だもんで、わたしにとって大吉とかって都市伝説に近い存在だったんですけど、これがまあ不思議なことに、「今まで大吉しか引いたことない」なんて奴もいたりしてね。
まあうちの夫のことなんですけど。
よく行方不明になることで有名なうちの夫のことなんですけど。
20時に帰宅すると言ったまま再び行方不明になった夫に捧げる今年最後のLINE pic.twitter.com/zDQsNIHYxI
— はなこ (@hanako55211) 2015, 12月 31
年越しをすっぽかしといてハーゲンダッツひとつで許しを得ようとするうちの夫のことなんですけど。
まあ結婚前の交際時から何度も一緒におみくじ引いてるんですけど、本当にやつは毎回「大吉」なんですよ。
ね、むかつくでしょ、あいつちょーむかつくでしょ。
宝くじとか買ってもあいつだけ当たるのね。ね、むかつくでしょ。
一緒にごはん食べに行ってもわたしの注文だけ忘れられて全然こないからね。
わたしがちょっと道端の自転車に触れただけなのに5メートル先くらいまで将棋倒しになったの見て「こんなの漫画でしか見たことない」つって爆笑してたからね。
ほんでまあこの末吉女と大吉男は恋のようなものを経て結婚して5年目?くらいになるんですけど、まあ2ヶ月にいっぺんくらいは離婚したくなりますよね。
年越しをすっぽかすような男ですからね。
まあでも鍛えられましたよ。
翌朝帰ってきた夫に「大丈夫?夫くんのとこだけ時空が歪んじゃってたのかな?」っつって軽くスルーできるレベルには到達しましたから。
そんでね、まあ何が言いたいかというと、そんなわたしの絶え間ない努力をね、神は見てたんですよ。
今年はね、
生まれて初めての「中吉」だったんですよ!
\ドンドンドンドンパフパフ/
もうね、これで「万年末吉女」なんて誰にも言わせないですから。(そもそも誰にも言われてない)
「そういう星の下に生まれたのよわたしは…」とオヨヨしていた過去の自分を存分に抱きしめてあげたいんだぜ。
そんなこんなで感極まって「中吉!中吉!中吉!中吉!」つって叫んでたわたしなんですけどね、隣で夫が淡々と呟いたんですよ。
「あ、また大吉だ」って。
ね、むかつくでしょ。
そんでまあ悔しさがこみ上げてきてキーキー言ってたんですけど。
さてはおまえ神社と癒着してるな!つって。
だけれどそこで夫が、「でもそういえばこの前会社の人たちとお参りしたときに引いたおみくじは大凶だったんだよね」とか言い出して、
「はなこと一緒にいると大吉ってことなんだな」って、
まあ
そういうことなら
これからも一緒にいてあげてもいいけどね
と、そんなかんじの2016年幕開けでございやした。
みなさま、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。