いつの頃からだろうか、わが娘(3歳)は母であるわたしの尻をさわさわするのが大好きになっていた。
人の尻を触るという行為は、大人ならば犯罪にもなり得るものであるが、わが娘は「3歳」というその若さを武器にして、嫌がるわたしの尻を毎日さわさわしまくっているのだ。これは立派な権力乱用である。
しかもその手口は日に日に悪質化しており、わたしとしてはこれ以上このような横暴を許すわけにはいかないと考えている。
本日はこの、わが娘による「尻さわさわ」がどれほど迷惑なものであるか、みなさんにも同情してもらいたいと思うので、ここまでの流れで「ちょっとこの人何言ってるか分からない…」という方は回れ右をするのがよろしいかと思う。
娘3歳の尻さわさわがどんどん悪質化してる
悪質レベル★☆☆/座り姿勢への尻さわさわ
座り姿勢では尻など触れないのでは?という考えは甘い。
出産してからというもの、めざましい贅肉成長をみせるわたしであるが、当然のことながら手持ちのジーンズがどんどんきつくなっている。
その結果どうなるかというと、ジーンズがローライズ化していくのである。
ジーンズがローライズ化するーーーつまり尻がはみ出すのである。座っているときなんかは特にね。
「我輩は尻である。好きではみ出しているのではない。」
娘はわたしのこんな弱点を見逃さない。
すかさず尻さわさわである。
これではおちおちテレビも見ることができないではないか!
人の弱点をついた悪質なさわさわなのである。
悪質レベル★★☆/入浴時の尻さわさわ
人がもっとも無防備になる瞬間のひとつに、「入浴するとき」が挙げられるのではないだろうか。装備を全て外された状態なのである。
わが娘はそんな瞬間だって見逃さないのだ。
「娘ちゃん、お風呂はいるよ」
と言うと、
わたしが服を脱ぎ去るのを、
背後で静かに待っている。
ひとたびズボンを脱ぎされば、すかさず尻さわさわである。
「やめろぉぉ!」と嫌がり逃げ惑うわたしを、「ぐふっ…ぐぇっぐへぇぐへへへへふへっふ…!」と変な笑いをしながら追いかけてくるので、さすがのわたしもそろそろ通報するレベルなのである。
悪質レベル★★★/動けない状況での尻さわさわ
わたしは何年も前から腰痛を患っている。普段はちょっとした違和感程度なのであるが、長時間の立ち仕事をしたあとなどは、歩くのも辛くなるほど腰が痛くなってしまうのだ。
娘はそんなわたしの持病さえも、尻さわさわのために利用してしまう。
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いる…!
まとめ
お仕置きが必要なのでちょっと娘の尻さわさわしてくる。
迷惑レベル★★★★★/番外編
たった今娘から入った情報によりますと「自分以外の全員の尻を魔法で桃に変えた」とのことです。おなじみのキッズジョークかとは思いますが、念のためみなさまご自身お尻をご確認ください。
— はなこ (@hanako55211) 2015, 9月 4
おしまい。